本のまとめ

【書籍】起業1年目のお金の教科書 3つのポイントにまとめました

皆様、起業には関心あるでしょうか?

起業はリスクが高いと思っている方も多いかもしれませんが、起業の仕方次第ではリスクをコントロールして起業する事が出来ます。

起業したばかりの人、これから起業したい人にとって、考え方の参考になる書籍として、

「起業1年目のお金の教科書」という書籍があったので、自分なりの切り口で3つほどポイントを絞って記載したいと思います。

【書籍】起業1年目のお金の教科書 3つのポイントにまとめました

1.お金をかけずに起業する

起業する、となると、なんとなく不安だと思う人は多いのではないでしょうか?

この不安の一番の正体は、収入がなくなって、支出が増えて生活が破綻してしまう事であると思います。

逆に言うと、収入を極力減らさずに、支出も極力増やさずにリスクをコントロールして起業ができれば良いわけです。

本書籍の第1章は、「お金をかけずに起業する」となっています。例えば、副業、兼業から初めて見る、1円でもお金を稼いでみる事の重要性が述べられています。

また、支出のコントロールという点では、はじめの段階から継続的な出費があるような固定費を抱えてしまうやり方は避けた方が良いでしょう。人を雇ってしまったり、借入して返済をし続けなければならない様な設備を購入してしまったり、高いオフィスを借りてしまったり、こういった固定費を抱える様な起業の仕方は、よほどの資本力や成功の算段が無い限り避けるべきです。

また、勉強をお金に換える事も重要です。勉強した内容をもって、どのように稼ぐか考える、あるいは、どう稼ぐかのイメージを持った上で、それにつながる様な内容を学習していく事が重要です。

2.お金をかけずに売る

上手くお金を稼げる商品やサービスを提供出来るようになったら、それを買ってもらえる人の元に商品やサービスを届ける必要があります。その届ける時に、自分の商品やサービスを売りたい、と思って行動すると上手くいきません。例えば、広告費をかけても支出だけ増えて効果的に商品・サービスを届けることが出来なかったりします。

では、どのように行動するべきか、というと逆説的ですが、売上のために行動しない、というのが重要になってきます。

本書の中では「セールスとは、「幸せのおすそ分け」と考えると、だいたいうまくいきます。」と表現されています。その商品やサービスを使うことで、非常に助かる、幸せになれる、それをいろいろな人に提供したいと思って行動する訳ですが、そのためには、自分の扱う商品やサービスが、それだけ価値の高い物でなければなりません。なので、一番重要なことは、提供するものの価値をいかに高めるか、という事に尽きます。それが出来れば、「人を救うために宣伝する」という動機が生まれ、売上のために行動しない、を実践出来る様になるというわけです。

3.チームをつくる

起業をしようとすると、「自分1人の方が儲かるよな、、、」と考える人が多い様です。しかし、実際には、チームを組んだ方がトータルでは利益が出ます。と本書では記されています。なぜならば、プロジェクトのスピードが圧倒的に上がるからです。

目先の利益への執着を手放せた時に次のステージへと上ることが出来ます。みんなで一緒に成功しよう、という人にはいろいろな人が集まってきます。得ることより与えることに目を向ければもっと大きな物が得られます。

また、お金以外のものを蓄積する事も重要です。すなわち、

  • 知識
  • スキル
  • お客さまとの人間関係
  • チームメンバーとの人間関係
  • 実績
  • 自信

お金ではなく、お金を生み出す資産を手に入れる事を主眼に活動することが重要です。

終わりに

以上、起業1年目のお金の教科書の重要だと思ったポイントについてまとめて見ました。

これ以外にも重要な視点や別の切り口もあると思いますが、もし興味があれば手に取って見る事をおすすめします。