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社会医学系専門医・指導医 亀田義人のサイトです。

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。

ホームページを作成しようと思った経緯を少し書かせていただきたいと思います。

ホームページを作成しようと思った経緯

○ある程度働くと 働く労力や時間の価値>報酬の価値 となる

まず、労働と価値について。アダムスミスやカールマルクスは「価値は労働で決まる」という労働価値説を提唱しています。労働する、ということは労働という価値を通貨という価値で交換している事になるのですが、経済学の法則の一つに、限界効用逓減の法則というものがあります。これは、たとえば唐揚げを5こ500円で買って満足する=効用があると感じても更に5個を追加、10個追加と買って行くと、それに比例して満足するわけではない、すなわち効用が減っていく、という法則です。だから10個なら800円等に割引きして売ることで限界効用の逓減に対策して満足度を高めようと試みている訳です。

物だけでなく労働についてもそれは当てはまると思っています。労働でお金を稼げば稼ぐほど、実はそのお金で感じる満足=効用は減っていきます。これは幸福研究でもよく言われていることで、ある程度の収入が得られるようになると、収入の増加と幸福度が比例しなくなることが知られています。

ある程度の収入が得られると、それ以上は自分の労働(時間)の価値の方が高くなってしまい、通貨の価値に見合わなくなるということだと思います。

○労働は消費性のものと資産性のあるものに分けられる

ここで、少し考えて見たいのですが、一言で労働と言っても、一過性に時間を消費してしまう様な労働と、労働を経験や作品として有形無形の資産性のある物に変えていく労働があるのではないかと考えています。そして、資産性のある労働は、積み上がっていくことによってより短い時間で価値を生んだり、今までの価値の上に更に積み増す故に労働が増えても価値が低減しにくいのではないかと考えています。

○これまで資産性のある働き方をしてきたつもりだが、’市場’に出ていなかった

自分が仕事に取り組む時に、なるべく資産性のある、スキルや資料という作品が残るような労働を選んで取り組んで来たつもりです。しかし、それを自分の頭の中やPCの中に眠らせて置くのでは、価値に結びつかないのではないかと考える様になりました。なお、必ずしも価値=お金ではなく、価値=効用=満足、と考えて下さい。要するに自己満足を増やすとりくみです。

すこし長くなりましたが、そういうわけで、このホームページでは私の中の資産であるところの経験や頭の中のこと、資料やプログラムのアウトプットなど、見える形で公開して行ければと考えています。

このように色々と思索していくことが大好きな人間です。

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亀田 義人 (かめだ よしひと)

ギリシャ哲学や東洋哲学が好き。

ソクラテス、プラトン、アリストテレス、セネカ、エピクテトス、エピクロス、老子、孫子

佐賀大学医学部卒 

千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了

千葉大学病院病院経営管理学研究センター千葉大学病院病院長企画室 特任講師

千葉大学予防医学センター 客員研究員

船橋市ふなばしすこやかプラン推進評価委員会 会長

循環器内科医 医学博士 社会医学系専門医・指導医

日本医師会認定産業医

千葉県医師会勤務医委員会 副委員長

オフィスEUZEn 代表

株式会社ワーク・ライフ・バランス認定ワーク・ライフ・バランスコンサルタント

元厚生労働省雇用均等児童家庭局母子保健課課長補佐・医薬食品局血液対策課課長補佐

ちば医経塾・病院経営スペシャリスト養成プログラム チーフコーディネーター

厚生労働科学研究 平成29・30年度 保健医療用人工知能の技術革新と国際競争力向上に資する人材育成に関する研究 研究班員

趣味:ワイン・易占・プログラミング

講演・コンサルティング内容:

〇組織マネジメント・リーダーシップについて

〇病院経営及び経営人材育成について

〇循環器疾患・認知症・予防医学・公衆衛生

〇産業医・健康経営・産業衛生・生産性向上について

〇人工知能入門について

 

マイナビレジデント

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