フィラデルフィアとセントルイスの差 感染対策の政策の差が生死を分ける
新型コロナウイルス対策について。
「早さ」と「徹底」がやはり対策の鍵、スペインかぜの教訓 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)
リンクは2020年4月のナショナルジオグラフィックの記事ですが、100年前のスペイン風邪の時、フィラデルフィアとセントルイスで対応策の差で倍の死亡率の差が出ました。
フィラデルフィア市は戦勝パレードを決行し、20万人が参加しました。感染症の流行は目前と予想していたにもかかわらず、行われたパレードは感染拡大に拍車をかけ、多くの方が亡くなりました。
一方、ミズーリ州セントルイス市では、最初の感染者発生から2日後にはほとんどの集会を禁じ、患者の自宅隔離を決断しました。その結果、感染の速度は下がり、セントルイスでの死亡率(単位人口あたりの死者数)はフィラデルフィアの半分以下となりました。
歴史から学べる事は多いです。